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山形浩生の「経済のトリセツ」

山形浩生の「経済のトリセツ」

山形浩生 の「経済のトリセツ」

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AI ハリー・ポッターの衝撃(2018/01/09)

『ハリー・ポッターと巨大な灰の山らしきものの肖像』 AIにハリポタ全巻喰わせて、新作を生成させたそうな。まあご覧あれ。 Botnik Studios こいつを見て、あまりに感動してしまいました。この支離滅裂、異常な構想力、唐突な破綻ぶり。デスイーターたちが何だか知らないけど無意味にやおいらしきものを始めるところ。人工知能には創造性がないとかいっている連中がいるけれど、これでも、あるいはアルファゼロの囲碁でもそうだけれど、むしろ人工知能が明らかにしているのは、ぼくたち人間の知能や創造性と称するものがいかに制約されていて、型にはまっているかということだと思う。ウィリアム・バロウズが人間の矮小な構成…
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ブレードランナー2049を見てきて……(2017/11/19)

なんだか先週で、東京ではいろんな劇場でブレードランナー2049が公開終了になってしまっているようで、うーん、残念きわまりない。とはいうものの、一方でまあ仕方ないか、という気もする。 ぼくは映画や小説について、予備知識なしで見ようとは思わない。オチがとか、ネタバレとかいうので騒ぐのは愚かしいと思っている。事前の情報をなるべく遮断して白紙の状態で見たいという気持ちはわからないでもない一方で、まあ完全に白紙で見るのはどうしたって無理なんだし(そもそもその映画を見に行こうと能動的に思う時点で色はついてるよね)、いろんな人の見解で事前にあれこれ想像するのもきらいではない。 ということで、今回のやつについ…
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こんなろくでもない守護霊に憑依されても、あんな立派な学者になれるんですね!(2017/09/13)

一応さあ、ピケティの関連本は一通りレビューしたいなとは思っててさあ、まあこの本もあることは知っていたんだけど、わざわざ定価で買って印税を一銭でも上納するなんて、霊的風紀維持法に違反するような気がするじゃない? だから古本で安く出回るまで我慢して、やっとまあオレ的に許容範囲の価格で買いましたよ。 現代の貧困をどう解決すべきか トマ・ピケティの守護霊を直撃する (OR books)作者: 大川隆法出版社/メーカー: 幸福の科学出版発売日: 2016/07/23メディア: 単行本この商品を含むブログを見る でさあ、読みましたよ。トホホホ。 で……これどうしろと言うんじゃい! もう、特に霊言がはじまる…
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自分の翻訳をめぐるちょっとした愚痴。(2017/11/14)

翻訳についての人の感想は様々だ。そして翻訳がちょっと面倒なのは、それが訳者だけのオリジナルではないからだ。原文があって、それをもとに翻訳は行われる。ある訳文があって、それがある読者にとっては読みにくいと思えた。それはだれのせいかといえば……訳者のせいかもしれない。でももう一つ、原文のせいかもしれない。 その昔、ウィリアム・バロウズを訳しはじめた頃(というのは前世紀末)、ちょうどネットが出てきた頃で、だれかに「翻訳がひどい、日本語になっていない」という感想を書かれたおぼえがある。いやあ、それはですねえ、もとの文がまともな英語じゃないんですよ。カットアップですから。だからその翻訳が日本語になってな…
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うわべ「だけ」ではダメだけど、うわべがなくては始まりません。(2017/12/20)

2017年12月になって、藤岡『ハードウェアのシリコンバレー深圳に学ぶ』の書評っぽい記事を書いて、それがネットに出た。 「ハードウェアのシリコンバレー深セン」に学ぶ−これからの製造のトレンドとエコシステム (NextPublishing)作者: 藤岡淳一出版社/メーカー: インプレスR&D発売日: 2017/11/24メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る これはとってもよい本で、それとその書評まがいを書いているときにちょうど、メイカー系中国関連有識者ライターたちが、「最近の深圳記事って安易だよねー」という話をしていたこともあって、この本は安易な表層なでただけじゃないぞー、という…
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ノーベル経済学賞2017年予想(2017/10/02)

ノーベル賞メダル 昨年(2016年)、ノーベル経済学賞のときにニコニコ動画に呼ばれ、予想ごっこと、受賞後のコメントを田中秀臣と、反アベノミクスのあまりにお手軽な本を書いている小幡績、そして電話参加の安田洋佑といっしょにやりましたよ。去年は、ハート&ホルストロームで、契約理論というマニアックな分野だったので、正直いってぼくは(そしてその他の来場者)はあまりコメントできず、電話での安田氏の独壇場みたいになったっけ。 さて今年もまたやってきましたノーベル賞シーズン。今年もまた、ニコ動で同じくノーベル経済学賞野次馬大会を開くとのこと、それとあわせて、ここでも山形の予想をアップしておいてくれ、とのこと(…
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新年プロジェクト2018: The Economy(2018/01/03)

あけおめ(死語)。昨年は本当にろくでもない仕事が振ってきて、あまりのストレスで体重は一時5キロも減り (残念ながらその後リバウンド)、しかもそれが期間延長というトホホなことになって、秋に終わるはずが年内いっぱいかかり、ギリギリのところで何とか終えて、年末年始はほぼ脱力状態。おかげで去年はMake系のおもちゃもいじれなかったけれど、正月休みにそれをやるだけの気力もなくて、いやはやもう歳ですなー、なんか威勢のいいことをやるのも疲れたぜ〜〜 と思っていたところで読んだこんな話。 econ101.jp ほうほう、経済学の新しい枠組みね。 さて、ぼくは「従来の経済学ダメー」「新しい経済学だぜー」といった…
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サンスティーン『スター・ウォーズによると世界は』の訳者解説と嬉しい感想(2017/11/27)

つい先日、拙訳でサンスティーン『スター・ウォーズによると世界は』(早川書房)が出た。 スター・ウォーズによると世界は作者: キャス・R.サンスティーン,Cass R. Sunstein,山形浩生出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2017/11/21メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 表紙もかわいくて、なかなかよい感じ。なお、表紙に描かれているこの人物は、スター・ウォーズに登場するあの緑の生き物ではございませんよ。ゆめまちがうなかれ。なんでも編集部の説明によると、著者の似顔絵らしいとのことです。 年末の「最後のジェダイ」に間に合うように出てうれしゅうございます。前作は、…
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『MONEY』こと「お金を丸裸にする」の訳者あとがき(2017/12/01)

すでにご存じの方もいると思うけれど、また山形&守岡訳で、ウィーラン『MONEY』が出る。 MONEY もう一度学ぶお金のしくみ作者: チャールズ・ウィーラン,山形浩生,守岡桜出版社/メーカー: 東洋館出版社発売日: 2017/12/18メディア: 単行本この商品を含むブログを見る これは実は、これまで出た『経済学をまる裸にする』『統計学をまる裸にする』と同じシリーズで、ホントなら『お金をまる裸にする』という邦題にするとよかったんじゃないかとも思う。でも版元も変わったし、営業方針の差もあって、現在の題名になった次第。 経済学をまる裸にする 本当はこんなに面白い作者: チャールズ・ウィーラン,山形…
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サンスティーンによると『最後のジェダイ』は(2017/12/25)

はーい、サンスティーン『スター・ウォーズによると世界は』はお読みいただけましたでしょうか? スター・ウォーズによると世界は作者: キャス・R.サンスティーン,Cass R. Sunstein,山形浩生出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2017/11/21メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る そしてこの本を読んだ人なら当然気になるのは、サンスティーンが『最後のジェダイ』をどう見たか、という点でしょう。その評価が数日前にやってまいりました。 www.bloomberg.com うーん、そうくるかい、サンスティーン先生。自分の好きなところが強調されてなかったからってそんなに文…
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